笠岡市議会 > 1991-12-20 >
12月20日-05号

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  1. 笠岡市議会 1991-12-20
    12月20日-05号


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    最終取得日: 2021-05-05
    平成 3年  第 8回 12月定例会          平成3年第8回笠岡市議会定例会会議記録(第5号)              平成3年12月20日(金曜日)議事日程   午前10時13分開議  日程第1 委員会審査報告       ・総務文教常任委員会         請願第5号(委員長報告・質疑・討論・採決)       ・建設常任委員会         請願第8号(委員長報告・質疑・討論・採決)  日程第2 議案第96号  日程第3 議案第97号~議案第99号 (提案理由説明・質疑・討論・採決)  日程第4 議案第100号~議案第106号  日程第5 請願第9号(委員会付託)  日程第6 発議第5号(提案理由説明・質疑・討論・採決)  日程第7 常任委員会の閉会中の継続審査申し出について  日程第8 常任委員会の閉会中の継続調査申し出について          ───────────────────────本日の付議事件  上記議事日程と同じ          ───────────────────────出席議員(24名)    1番 石 田 英 人君           2番 谷 本 修 三君    3番 三 好 幸 治君           4番 小 山 明 正君    5番 守 屋   忠君           6番 奥 野 泰 久君    7番 栗 尾 順 三君           8番 長 安 昭 男君    9番 三 好 孝 一君           10番 馬 越 昭 二君    11番 小 寺 康 司君           12番 幡 司 勝 治君    13番 酒 井 宏 侑君           14番 谷 本 丞 作君    15番 安 藤 輝 通君           16番 角 田 新 市君    18番 明 護 教 人君           19番 明 石 和 巳君    21番 岡 田 伸 志君           22番 吉 井 照 典君    23番 山 本 憲 二君           24番 大 山 友 久君    25番 原 田 梁 作君           26番 赤 瀬   光君          ───────────────────────欠席議員(1名)    17番 斎 藤   勇君          ───────────────────────説明のため出席した者の職氏名    市  長  渡 邊 嘉 久君     助  役  安 藤 好 夫君    収 入 役  藤 澤 良 房君     教 育 長  仁 科 一 夫君    企画部長  高 木 直 矢君     総務部長  内 海 義 郎君    民生部長  藤 枝 正 則君     建設部長  高 木 昭 光君    産業部長  寺 田   豊君     市民病院事務調査                             坂 本 正 志君    水道局長  松 枝 保 夫君     総務課長  佐 藤   勇君          ───────────────────────事務局職員    局  長  山 本   努君     次  長  佐 藤 俊 治君    庶務調査係長井 口 和 光君     議事係長  福 尾 俊 秀君    主  事  西 山 敏 昭君          ───────────────────────              午前10時13分 開議 ○議長(赤瀬光君) おはようございます。 緊急議会運営委員会をお開き願いましたために、御案内の定刻におくれましたことを御報告申し上げまして、会議に入らせていただきます。 休会中は、付託案件審査のため委員会をお開きいただきまして、大変お疲れであったと存じます。日程も予定どおり運びまして、いよいよ最終日を迎えることができましたことは、皆様方の御協力によるもので、厚くお礼を申し上げる次第であります。 さて、本日は御多用のところ多数の御出席をいただき、ありがとうございます。 ただいまの御出席は24名であります。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしておりますので御了承願います。 これより日程に入ります。          ────────────────────── △日程第1 委員会審査報告 ○議長(赤瀬光君) 日程第1、委員会審査報告を行います。 これより請願第5号来年度予算において「急減期特別助成」の実現を中心とする私学助成の実現・充実を求める請願についてを議題といたします。 この際、審査報告書を職員に朗読させます。              〔職員朗読別紙添付)〕 ○議長(赤瀬光君) 本件に対し総務文教常任委員長の報告を求めます。 総務文教常任委員長21番岡田伸志君。              〔総務文教常任委員長 岡田伸志君 登壇〕 ◆総務文教常任委員長岡田伸志君) おはようございます。 若干の時間をいただきまして、請願第5号来年度予算において「急減期特別助成」の実現を中心とする私学助成の実現・充実を求める請願についての委員会審査報告をさせていただきます。 この請願は、去る11日の本会議で私ども総務文教常任委員会に付託されたものでございます。 御案内のとおり、この請願はただでさえ公立学校に比較して、私立学校教育条件が悪い中、さらに昨今の生徒急減期を迎えて、父母負担の増高はもとより公私の格差がますます開く懸念がある。この際、急減期特別助成の実現を中心とする私学助成の充実・強化に関する意見書を国や県に提出してほしいというものでございます。 次に、審査の経過と内容についてでございますが、これの審査を去る12日の9時30分から委員会室におきまして1名の欠席委員のもとで開催をいたしました。 また、執行部からは助役を初め、教育長企画部長総務部長などにも出席を願う中、冒頭には紹介議員からの補足説明をいただくなど、慎重に審査を進めたのでございます。 審査の中で、発言がございましたものを要約いたしますと、この請願書提出者である林さんはどういうお立場の方なのか。私立高等学校の役員もされている委員からは、私立学校の経営の実態、公立学校と私学が果たしている役割。あるいは生徒の動向や将来展望、学級編成の実態などなど、さまざまな質問や意見が出ました。 そして、最終的な結論といたしましては、私学は公立学校に比べて教育条件が悪いということは歴然としている。生徒が急減していることも厳然としており、将来的にこれが解消されないことは統計的にも明らかである。一挙に35人学級ということにはならないが、1学級の生徒数が少なくなればその分教育効果が高まる。法の下の平等と申しますか、教育の機会均等という見地から、父母負担の軽減を図ることは政治の責務であるということから、この請願第5号の願意を了として採択をいたしたものでございます。 何とぞ我々の意をお酌み取りくださいまして、委員会の決定に御賛同賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。 以上、委員会請願審査報告とさせていただきます。 なお、御賛同をいただけましたならば、私ども総務文教常任委員会委員名をもちまして、後ほど意見書を発議させていただきたいと考えておりますので、あわせてよろしくお願いをいたします。 以上で終わります。 ○議長(赤瀬光君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 討論を終結いたします。 これより請願第5号を採決いたします。 お諮りいたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、請願第8号市道吉浜号井手池尻壱号迫壱号線拡幅改良に関する請願についてを議題といたします。 この際、審査報告書を職員に朗読させます。              〔職員朗読別紙添付)〕 ○議長(赤瀬光君) 本件に対し建設常任委員長の報告を求めます。 建設常任委員長7番栗尾順三君。              〔建設常任委員長 栗尾順三君 登壇〕 ◆建設常任委員長栗尾順三君) おはようございます。 去る12月11日の本会議におきまして、私ども建設常任委員会に付託されました請願第8号市道吉浜号井手池尻壱号迫壱号線拡幅改良に関する請願についての審査結果を簡単に御報告申し上げます。 審査のための委員会は、12月12日午前9時30分から第2議員控室におきまして、全委員の出席のもとに開催いたしました。そして、審査にせんだっての現地視察には寒風の中、執行部はもとより紹介議員である酒井議員請願代表者の方々の立会いのもと、説明を聴しながらつぶさに現地の調査を行いました。 その結果は、全会一致をもちまして採択とすることを適当と認めたものでございます。 御承知のとおり、この市道は吉浜地区大河地区を結ぶ主要生活道路であります。その請願箇所より西の部分につきましては、基幹排水事業としてカルバートを入れて水路改修を実施した際に、幅員4メートル前後に道路拡幅がされています。しかし、この請願箇所は水路が市道より分岐したため、幅員が2メートルないしは3メートルしかない、極めて狭い旧来のままの道路であり、車の待避所もありません。関係地区の住民にとっては、極めて不便なのが現状であります。 また、この請願箇所吉浜地区大河地区とを挟んだ道路であり、不便さを感じながらもどっちつかずで主体性のないまま今日に至っているところでありますが、このたび用地の提供にも合意を得、関係地区住民の総意により市道拡幅の請願が出たものであります。 以上が主の請願理由でございます。 以下、審査いたしました内容等について申し上げます。 まず、委員会で問題となったのは、一番南端の三差路の取り合いの部分でございます。ここには、ごみの集積場があり、道路を拡幅するにはこれを他の場所に移動させないと取り合いとしての線形が悪いということでございます。 しかし、紹介議員及び請願代表者の意見といたしましては、そのごみ集積場はそのままにして、少し道路を西に振って宅地の部分を少しもらった方がいいということでありました。それは、ごみ集積場を移転し、現道の東側を拡幅するということになれば、交差点部分の田を買収しなければならず、残った田が非常に小さくなり、田としての機能が半減するからでございます。 そこで、ごみ集積場を移転せずに宅地側を買収するということでありますが、ごみ集積場反対側には「お堂」があり、4メートルの幅員が必要ということになれば、その「お堂」の移転ということが問題になります。「お堂」を移転することが果たしてできるかどうか。特に路線形態等執行部にお任せするとして、委員からは以上のような意見が出たのであります。 また、この請願箇所より北側の部分については、つまり新幹線が通っているところから井手池までの部分でありますが、「ここは水路の取りかえ等の問題があるので、今回の請願には含めなかったが、将来的には考慮してもらいたい」とのことでありました。この請願箇所は延長510メートルもありますが、前にも申しましたように非常に狭く、車の待避する場所がありません。また、請願箇所は前々からの懸案の場所であり、今回地権者の同意も得たということ、さらに現地視察を行った際、請願者が多数説明に来られて不便さを訴えられ、この請願に対する熱意といったものをひしひしと感じました。 以上のことから、建設委員会といたしましては本請願につきまして願意を了とした次第でございます。何とぞ本委員会の決定に御賛同いただきますようお願い申し上げまして報告を終わります。 ○議長(赤瀬光君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 討論を終結いたします。 これより請願第8号を採決いたします。 お諮りいたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり決定いたしました。          ────────────────────── △日程第2 議案第96号 動産の買入れについて ○議長(赤瀬光君) 日程第2、議案第96号動産の買入れについてを議題といたします。 本案については、奥野泰久議員地方自治法第117条の規定に該当し、除斥されますので退席を求めます。              〔6番 奥野泰久君 退場〕 ○議長(赤瀬光君) この際、議案を職員に朗読させます。              〔職員朗読別紙添付)〕 ○議長(赤瀬光君) 市長から提案理由の説明を求めます。 安藤助役。              〔助役 安藤好夫君 登壇〕
    ◎助役(安藤好夫君) ただいま上程いただきました議案第96号動産の買入れ、パーソナルコンピューター等の買入れについて御説明申し上げます。 パーソナルコンピューター等の導入は、学校教育における情報化教育の推進を図るため平成5年度以降、中学校技術家庭科情報基礎の領域で学習することとなっております。このため、年次計画により、市内中学校へ生徒2人に1台の計画で導入を行っているものでございまして、本年度は笠岡西中学校新吉中学校大島中学校へ導入することといたしております。 本契約につきましては、去る12月13日、4業者により指名競争入札を行いました結果、株式会社ラインズアクションが2,310万2,900円で落札をいたしたもので、同社と契約を締結しようとするものでございます。 なお、参考までに指名競争入札を参加した業者を申し上げてみますと、株式会社岡山情報処理センター株式会社ナガヤス家電株式会社ラインズアクション日本電気ホームエレクトロニクス株式会社の4業者でございます。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(赤瀬光君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。 3番三好幸治君。 ◆3番(三好幸治君) 自席で失礼します。 私は、このコンピューターが各学校に配置されて充実されていくということは大いに結構だと思うわけでありますが、仄聞するわけでありますけれども、フロッピー等は従来のものは盤が大きいようなものであるというふうに決算委員会等でも説明があり、それが今度の購入のフロッピーというのが若干小さい、若干機種の違う型のようなことを仄聞をするわけであります。決算委員会等でそのことが指摘をされて、何ら今までの経過措置の中で従来の型で問題がないという説明だったわけであります。そういう経過から仄聞する、若干フロッピーが小さいというのは何インチを入れられたのか、その経過を説明していただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(赤瀬光君) 3番三好幸治君の質問に対し、当局の答弁を求めます。 仁科教育長。              〔教育長 仁科一夫君 登壇〕 ◎教育長仁科一夫君) 失礼いたします。 5インチ、あるいは3.5インチ等のが出回っておるわけですけれども、決算委員会であのような審議をいただきまして、指示をいただいたわけでございます。それにつきまして、将来いろいろな機種を入れたり、あるいはソフトを入れたりする見通しを再度検討いたしました中で、予算の関係も若干はありましたけれども、余りそう大した関係がないというようなことを見越しまして、新しいインチに切りかえることにいたしました。 以上でございます。 ○議長(赤瀬光君) 3番三好幸治君。 ◆3番(三好幸治君) それでは、従来入れた機種等の当然将来についてはそういう互換性を持たせたものをするとか、いろいろそういう面での交流なんかがある折に、従来入れたものは結局買いかえるということですか。その辺で、大きい型とこまい型の交流が十分できて、今後の教材としてそれぞれの市内の学校で、いろいろ今後どういうふうに、こういうコンピューター等のいろいろな交流が今後できてくる可能性も十分考えられるので、そういう辺での、今まで従来から入れとる機種との整合性というのは問題がないわけですか。今まで入れとるのも買いかえるわけですか。 ○議長(赤瀬光君) 暫時休憩をとります。              午前10時35分 休憩              午前10時38分 再開 ○議長(赤瀬光君) 休憩を解いて会議を再開いたします。 仁科教育長。              〔教育長 仁科一夫君 登壇〕 ◎教育長仁科一夫君) 大変お待たせして済いませんでした。 5インチを先ほどのように3.5インチに変えた経過でございますけれども、決算委員会では5インチで行くような一応の回答をいたしたわけですが、皆さんからの御指示等もありまして、再度教育委員会でいろいろな検討をいたしました。その結果、次のような措置をとったわけでございます。つまり、5インチを3.5インチに変えたわけでございますけれども、機能的には5インチも3.5インチも変わらない。あのときに申したとおりでございます。ただ、将来を考えたときに、家庭用もあるいは全国的にも3.5インチの方がふえるであろうということが予測されました。したがいまして、子供が家庭とか、あるいはいろいろなところでとか、あるいはもちろん学校で使いやすいのは3.5インチの方が子供ですからよかろうという判断をいたしたわけでございます。そこで、変更いたしまして5インチを3.5インチとしたわけでございます。 なお、今既に5インチで入っとる学校は、当分その5インチで、機能的に同じだからいこうと思っております。つまり、そしてもし5インチを3.5インチに変えようと思えば、フロッピー変換の機械がありまして、それを使えば3.5インチに変えることもできるというような状況でございます。 以上のように変わりましたので、御理解を願いたいと思っております。 ○議長(赤瀬光君) ほかにございませんか。 21番岡田伸志君。 ◆21番(岡田伸志君) 先ほどから、決算委員会とか総務文教委員会とかという話が出ておりますんで、ちょっと確認をしておきたいんですが、このフロッピーディスクドライブというのがそれを意味するものなんですか。 ○議長(赤瀬光君) よろしいですか。 仁科教育長。              〔教育長 仁科一夫君 登壇〕 ◎教育長仁科一夫君) はい、そういうことでございます。 ○議長(赤瀬光君) 21番。 ◆21番(岡田伸志君) ということは、今回の契約の中へいわゆる変更を含めたものをこの金額の中に入れて契約しとんじゃということですか。 ○議長(赤瀬光君) 仁科教育長。              〔教育長 仁科一夫君 登壇〕 ◎教育長仁科一夫君) そうでございます。 ○議長(赤瀬光君) 21番。 ◆21番(岡田伸志君) 変更のは、そのまま当分変更せずに行くという説明をさっきされたんですね。今、私も実はフロッピーディスクというて実物を見たんですが、確かに5インチというのは薄いぺらぺらなやつで、盤が大きゅうて薄いという、ものは見やすいけれども、3.5インチの方がやっぱり機能的には子供が扱う以上、十分その方が機能的であろうということを含めて決算委員会なりで言うたわけですけれど、今回はそれを買うんならその変更の装置をここで買うというのは、教育長、ちょっと答弁がおかしいんじゃないですか。 ○議長(赤瀬光君) 仁科教育長。              〔教育長 仁科一夫君 登壇〕 ◎教育長仁科一夫君) フロッピー変換機を使えば、今、5インチで入れておるところが将来変換することができると、3.5インチにということを申したわけで、それは今、行いませんので。したがいまして、新しい今回の3校について3.5インチにした、その予算組みをしておるだけでございます。将来、5インチを3.5インチにするために変換機を使えばできないこともないという意味でございます。だから、今回はそれは予算には入れておりません。 ○議長(赤瀬光君) よろしいですか。 21番岡田伸志君。 ◆21番(岡田伸志君) このフロッピーディスクドライブというのは、どういう役目をするもんですか。 ○議長(赤瀬光君) 暫時休憩をとります。              午前10時44分 休憩              午前10時49分 再開 ○議長(赤瀬光君) 休憩を解いて会議を再開いたします。 21番岡田議員さんの質問に対し、教育長さんか課長さんでもよろしい、どちらでも結構ですので御答弁をいただきたいと思います。 仁科教育長。              〔教育長 仁科一夫君 登壇〕 ◎教育長仁科一夫君) 大変御迷惑をかけて相済いません。回答いたします。 先ほど申しましたように、来年5校入れて最後になるわけですけれども、来年の5校と今年これから入れようとする3校については、当然子供用3.5インチを入れていくわけでございます。ところが、ことし入れる3校と来年入れる5校については、既に最初に1台ずつ一昨年入れております。もちろん、5インチでございます。したがいまして、子供用をことし、来年入れるものについては、先ほど申しましたように3.5インチの計画で行くと。同時に、既に入っていた1台についても教師と子供が一体となって使う中へ入れていきますので、変換機をつけていくと。それが、この表の一番下の右に書いてあります。したがって1、1、1と書いてあるという、教師用でございます。 以上でございます。大変御迷惑をかけました。 ○議長(赤瀬光君) よろしいですか。 ほかに御質疑はありませんか。 13番酒井宏侑君。 ◆13番(酒井宏侑君) 内容について説明といいますか、質問する前に、奥野議員の関係があるということなんでしょうが、地方自治法第117条で奥野議員が退席をされてるわけです。事務局長さんの方から、117条について私も今、急に思い出せないわけで、どういうことで奥野議員がこういうことになったのかということ。 ラインズアクションというのは、3年ぐらい前から、以前の会社といいますか、それが引き継がれてこういったコンピューター関係の仕事をするということになっていったわけです。 ところで、お聞きしますと現在では奥野議員は株主ではあるかもわかりませんが、いずれにしても会社の役員ではないようでありますが、登記を見ると10月の終わりごろだったと思うんですが役員改選されているようであります。 ところで、業者を指名するといいますか、こういう取り引きをしたいというのはそれぞれ、そのときどきに指名競争というふうなことになるんだろうとは思うんですが、一応私はこういう取り引きをやるんで、ひとつ笠岡市の指名業者にしてほしいという申し出を行うわけです。それを的確かどうかというのを審査をされて、それじゃこの業者はよろしいということで業者指名を行うというのが手はずではないかと思うんです。したがって、市役所関係に納入する業者であるとか、建設業の方はそれぞれの届けを管財の方へ行って、それでいろいろな発注関係が出たら管財の届けに従ってやられるというふうになるんでないかと思うんです。その辺では、書類的にはどういうふうなことで今回の指名になったのか、登記との関係等も含めまして、もしわかれば説明を願いたいというふうに思います。 それから、2点目の内容の問題で、決算委員会での話が出て、今5インチで納入しておったのに、それを3.5インチに変えるんだということで、そのために、ここの例えば別紙の12番というのは言ってみればそれを機種を変更することによって購入を伴ってきたわけです。これは、一体どのぐらいな経費になるのか、言ってみれば初めから3.5インチが入っておれば、この12番のフロッピーディスクドライブというのは買う必要がなかったわけです。言ってみれば、ボタンをかけ違ったためにむだ遣いをしていると。市民の税金のむだ遣いになるわけです。それが、今後これまでも含めまして一体どれだけかかっていくのか。先に入った東中学校、ここは当分は5インチで行くんだということなんですが、当然やっぱり市内の中学校の状況を見ると、ここでも買いかえというものが当然起こってくるわけです。そうなると、東中のやつも将来的には買いかえをしていく必要があるのではないかというふうに私は思うんです。また、こういった機械というのは日進月歩ですから、また何年かたったら新しい機種が出るということも予測をされるわけですが、まず12番のフロッピーディスクを変えることによって、どれだけむだな経費を投じにゃいけんか、この際、ここを明らかにしていただきたいと思います。 それから、私もよくわかりませんが、1番からずっと12番まであるわけです。コンピューター本体、それから14インチカラーディスプレイ、プリンター、マウス、それからあとはずっとソフトが並ぶわけですが、9番と10番、プリンターの切替機とか、プリンターケーブルというのがそれぞれ出てくるわけです。これは、私もようわからんのですが、上についているプリンターと下の9番のプリンター切替機というのはどういうふうな違いになっているのか。何か、プリンターを切り替えるということになると、機種の問題でこういうふうなことになるのか。ソフトについては、それぞれメーカーが違うと思うんですが、例えばワープロソフト、総合型ソフト、それから計算ソフト、これはそれがソフトというのが3.5インチか、あるいは5インチというふうになるんだろうと思うんです。 ところが、プリンター切替機とプリンターケーブルというのは実はいわゆるコンピューター本体に附属する機械だと思うんですが、上は全部NECに統一されてるんですね。1番からソフトのOSの5番まではNECに統一されてるんですが、ここの9番と10番がメーカーが違うわけです。なぜ、そういうことになっているのか、NECならNECになぜ統一できなかったのか、その辺もちょっと疑問に思いますので、ちょっと立ち入って聞くようですが、あるいは専門的になるかもわかりませんが、我々素人にもわかるように、ひとつ御説明を願いたいと思います。 以上。 ○議長(赤瀬光君) 事務局長。 ◎議会事務局長(山本努君) 第1点目の117条の除斥ということについての私へのお尋ねでございます。 御参考までに、117条を読ませていただきます。「普通地方公共団体の議会の議長及び議員は、自己若しくは父母、祖父母、配偶者、子、孫、若しくは兄弟姉妹の一身上に関する事件または自己若しくはこれらの者の従事する業務に直接の利害関係のある事件については、その議事に参与することができない」というのが117条でございます。したがって、今回の除斥となりました。 以上です。 ○議長(赤瀬光君) 内海総務部長。              〔総務部長 内海義郎君 登壇〕 ◎総務部長(内海義郎君) 酒井議員さんの御質問でございます。 指名競争入札と申しますのは、指名願というものは例年、年度がわりに行っております。1年でお願いを申し上げておるわけでございまして、指名願が提出されるわけでございます。 今回ラインズアクションさんにつきましては、途中で変更が出てまいりまして、8月29日に代表取締役の変更が出てまいりました。したがいまして、私どもの方としては351号ということでお受けをいたしておるわけでございます。 中身につきましては、営業はコンピューター関連ということでの業績の中身になって、2番目に参加を希望する営業品目ということでは、コンピューターコンピューターソフト、コンピューター関連商品の納入をするということで御申請をちょうだいをいたしておるところでございます。 そういうような中で、私どももそれぞれ指名願の中には、登記の謄本、それから登記簿の謄本でございます。ですから、会社の経歴等も審査をいたします。それから、私どもの方の納税証明書も添付をしていただきます。それから、印鑑証明の登記書、法務局の登記官の証明書の印鑑証明書、法人でございますのでそれをちょうだいをいたしております。それから、市税の滞納がないという証明もつけていただき、会社決算書を提出していただきまして、その中身を審査いたしまして、指名願を受理し、そのような中で指名をさせていただいたところでございます。 なお、補足でございますが、今回の指名におきましては5業者、市内3業者、市外2業者の業者指名を行いましたところ1業者が御辞退、市内業者が1名辞退されまして、市内2業者、市外業者2業者の4業者で指名を競争入札を実施したところでございます。 以上でございます。 ○議長(赤瀬光君) 仁科教育長。              〔教育長 仁科一夫君 登壇〕 ◎教育長仁科一夫君) 1点の将来的に東中や白石中の変換をどうするのかということでございますけれども、先ほども議員さんが御指摘になりましたように、本当に日進月歩ということでございまして、私たちが一昨年、あるいは昨年と入れる段階では県下的にも先進地等を視察いたしましたり、研究いたしました結果、当時は例えばフロッピーで言いますと5インチ等が非常に多いかったわけでございます。したがいまして、現在も他市において5インチを使っておるところもありますし、また最初に申しましたように将来的には5インチの方がよかろうということで変えたということを申しましたが、同じような歩調で進んでおる市がことしも大変ふえてきております。 それで、他市におきましても去年、おととし入れたものについては、当分5インチで行って、そしてどうしても日進月歩で3.5インチに変えなければいけないとか、あるいは型そのものを変えなければいけないというようなことが来るかもわからないというようなことで、ごく当分になるかわかりませんけれども、5インチで行くというふうにしておりまして、また検討時期がいずれ来るかと思っております。 それから、2点目の12のフロッピーディスクドライブの1、1と書いてありますこの教師用の変換でございますが、予算額が11万3,000円でございます。 それから、3点目の9、10のプリンターの切替ケーブルにつきましては、今ちょっと専門的なことで調査中でございますので、いましばらくお待ち願いたいと思います。 ○議長(赤瀬光君) 酒井議員さん、どうでしょうか。後でよろしいですか。 13番酒井宏侑君。 ◆13番(酒井宏侑君) それじゃ、わかり次第説明願いたいと思うんですが、先ほどの指名業者の関係なんですが、8月31日で業者より申し出がされたということなんですが、8月31日に登記謄本を取られたもので受け付けられたんでしょうかどうなんでしょうか。 役員の改選がされたのは、10月の終わりごろだというふうに登記謄本から類推がされるわけなんです。一番最近の登記謄本を恐らく持っておられると思うんですが、8月31日以前は指名業者としての入札資格があったのかないのか、その辺もこの際、尋ねておきたいと思うんです。なぜ、8月31日に変更が出されたのか。その辺をはっきり示していただきたいんです。 ○議長(赤瀬光君) 内海総務部長。              〔総務部長 内海義郎君 登壇〕 ◎総務部長(内海義郎君) 先ほど、私は8月29日に提出を受けたというふうに申し上げたと思ったんでございますが、実は会社の代表者の変更は登記簿によりますと8月21日に御退任になっておられまして、したがいまして社長も8月21日に新しい社長に就任されておるように登記簿にはなっております。 なお、従前は奥野議員さんの社長の名で申請が出されておったということでございます。 ただ、奥野議員さんで出されておる場合、その取引高において大きい契約はできないというようなことで、小さな一部分的な物の納入はお願いするということでありましたが、このような多額のものになりますと、議員さんとしてはその取引高によって制限を加えて指名させていただくことになると思いますので、その辺は指名の中で御遠慮ちょうだいするようなことになるかと思います。 以上でございます。 ○議長(赤瀬光君) 13番さん、教育長さんの後でよろしいですか。 議決せにゃいけんからね。 暫時休憩いたします。              午前11時6分 休憩              午前11時21分 再開 ○議長(赤瀬光君) 休憩を解いて会議を再開いたします。 13番酒井宏侑君の質問に対し、執行部の明快なる答弁をお願いします。 仁科教育長。              〔教育長 仁科一夫君 登壇〕 ◎教育長仁科一夫君) たびたび御回答をせなければならないような不明確な回答で相済いません。9、10のプリンター切替機とプリンターケーブルについて、ここのメーカーがNEC直でないがどうしてかという御質問にお答えいたします。 実は、NECの本体の機械、その他等があるわけですけれども、それに対しましてプリンター切替機とプリンターケーブルにつきましては、NECの製品がございませんので、純正品的な関西電気、サンワ等を購入したというようなことでございまして、NEC等もこの関西電気とかサンワサプライという会社の製品を推奨ももちろんしておられますけれども、検討いたしました結果、純正品としての関西電気等を選んでおるということでございまして、御理解を願いたいと思います。 ○議長(赤瀬光君) 13番さん、よろしいでしょうか。 13番酒井宏侑君。 ◆13番(酒井宏侑君) ついでにもう一回だけ質問を許していただきたいと思うんですが、昨日の山陽新聞に人気パソコン故障多発という記事が載ってるわけです。日本電気の人気パソコン機種PC-98シリーズというふうになってるわけです。3.5インチのフロッピーディスクを入れてもディスクが入っていませんというふうな表示がされる故障が通常の1.5倍から2倍の割合で起きたと。現在、NECは平成元年9月以来、依頼があった場合はこの3機種に限って無料で交換、修理しているというふうなんですが。 さて、このここへあるのはやっぱりPC-98DXですか、こういうふうな機種になってるんですが、この新聞報道をされているものと、これは異質なものであるのかどうなのか、ちょっとこれまた専門的だと思うんですが、何かこういうふうに人気パソコンに故障が多発しとるというものをこういう報道がされて、我々これ議決するんじゃというふうになると何か無責任のようでもあるし、その辺について、きょう、きのうのことなんで申しわけないと思うんですが、対応として教育長さんの方、これどころじゃなかったかもわかりませんが、もしわかれば今後、どういうことになるのか、その辺も含めましてひとつ御回答をいただきたいと思います。非常に難しい質問とも思いますが、時期が時期でこういう報道がされただけに、この際、明らかにしておく必要があるのではないかというふうに思います。 ○議長(赤瀬光君) 仁科教育長。              〔教育長 仁科一夫君 登壇〕 ◎教育長仁科一夫君) お答えをいたします。 本体の機種等の選定につきましても、実は御承知のように何社かの機種があるわけですけれども、本当に日進月歩でございまして、事務機器としてのパソコンでなくして、教育用のパソコンでなくてはならないということで、したがいまして本体以外にソフト等も非常に課題が多い現在でございます。 したがいまして、先ほど申しましたように10市を初め各町村とも早く入れたところほどそうなんですけれども、機種はどれがいいんだろうか、あるいはソフトはどれがいいんだろうかと。特にソフトなんかは、まだまだ先生の現場からいえば開発中でございまして、常時、教科指導等に十分耐え得るというようなソフトはまだまだありません。これからの大きな課題でございます。そういう中で、機種を選定したり、ソフトを選んだりしておりまして、私たちも一生懸命でございます。 そうした中で、昨年あるいは一昨年の1台ずつがNECを入れておるということもありまして、今年もいろいろ委員会を開いて検討した結果、NECを入れておりますが、何年かしますと恐らく機種の変更で没になるときが来るわけですけれども、本体が。今後、どうした機種を入れたらいいか、またソフトはどういう内容のソフトがいいかということを十分検討しなければいけない。毎年毎年、何か課題を持ちつつ整備していくような感じがいたしておりますので、諸般の状況をよく考えながら検討委員会等で検討してまいりたいと思いますので、御理解を願いたいと思っております。 ○議長(赤瀬光君) ほかにございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) ないようでございますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第96号は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。 13番酒井宏侑君。 ◆13番(酒井宏侑君) ただいま質問いたしました人気パソコン故障多発という記事について答弁を求めたんですが、答弁になってなかったというふうに私は思うんです。予測されることは、導入されたものがせっかく大きな金をかけてやったのが故障でなかなか使えないということになっては大変なことになるわけです。その辺で再応、納入に当たっては、この新聞記事等との関連もよく確かめた上で、また納入後もこの辺をきちっと業者に約束させるというふうなことを、きっちりとした、これによりますと保証期間1年なんですが、それを超えても修理をすると。 さらに、新聞では塾の経営者がそのために慰謝料の請求を簡易裁判所に起こしたというふうなことも報道されてるわけです。そういったことも含めまして、十分納入に当たっての契約といいますか、その際の条件を、こういう記事が載った後だけに、慎重にやっていただくように要望いたしまして、本案に賛成するものであります。 ○議長(赤瀬光君) ほかにございませんか。 25番原田梁作君。 ◆25番(原田梁作君) 13番議員さんから御意見もあったわけでございますけれども、本議会でのこの議案についての審議の過程を当局は十分に胸に持って、納入については万遺憾のないように、しかも事故がある場合はどこがどのような責任を持つのか、十分なことでひとつ対応していただきたいということを要望いたしまして、本案に賛成をいたします。 ○議長(赤瀬光君) これにて討論を終結いたします。 これより議案第96号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。              午前11時30分 休憩              午前11時31分 再開              〔6番 奥野泰久君 入場〕 ○議長(赤瀬光君) 休憩を解いて会議を再開いたします。          ────────────────────── △日程第3 議案第97号 笠岡市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について      議案第98号 笠岡市議会議員等給与に関する条例及び笠岡市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について      議案第99号 笠岡市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(赤瀬光君) 日程第3、議案第97号笠岡市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第99号笠岡市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例についてまでの3議案を一括議題といたします。 この際、議案を職員に朗読させます。              〔職員朗読別紙添付)〕 ○議長(赤瀬光君) 市長から提案理由の説明を求めます。 渡邊市長。              〔市長 渡邊嘉久君 登壇〕 ◎市長(渡邊嘉久君) ただいま一括上程いただきました議案97号から議案第99号までの給与関係条例3議案につきまして御説明申し上げます。 まず最初に、議案第97号笠岡市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 内容説明に先立ちまして、若干の御報告を申し上げ、御理解を賜りたいと存じます。 本年度も人事院は内閣及び国会に対して、国家公務員の給与を4月にさかのぼって平均3.71%の引き上げをするよう勧告が出されましたことは御承知のとおりでございます。人事院勧告の扱いにつきましては、国の財政事情が極めて厳しい状況であったことから昭和57年から60年までは凍結、抑制されておりましたが、61年以降は勧告どおり完全実施されておりますことも、これまた御承知のとおりでございます。 そうした中にあって、本年度の人事院勧告の取り扱いでございますが、国におきましては公務員給与をめぐる諸情勢には極めて厳しいものがありますが、人事院勧告制度を尊重する基本姿勢に立って、労使関係の安定と職員の士気の向上等にも配慮し、財政事情が引き続き厳しい状況下において実施するに当たり、行政経費の節約等に全力を挙げるとともに、人件費の累増を抑制するため各般の措置を講ずるものとした上で人事院勧告どおり改定することが去る11月19日、閣議決定がなされ、第122回臨時国会に提出され、12月17日に可決成立いたしております。 この決定等に伴いまして、国から各自治体に対して国に準じて給与改定をするよう指導がなされているところでございます。 本市におきましても、労使相互が厳しい財政状況を認識する中で、交渉を重ねまして、他市の状況をも参考にしながら、改正内容、実施時期とも国家公務員に準じて実施することで職員組合と合意をしているものでございますので、何分の御理解を賜りたいと存じます。 このたびの改正でございますが、一般行政職の平均が本給1万516円、諸手当1,333円、合計1万1,849円で、3.52%の引き上げとなっているものでございます。 以下、改正条例の具体的内容につきまして、97の14及び97の15ページに添付いたしております参考資料、改正の要点に従いまして御説明を申し上げます。 まず、1の給料でございますが、人材確保の必要性等にかんがみ、相当程度の給料月額の改善をいたしているものでございまして、国のそれぞれの号俸に対応する引き上げ額等をもって給料表の改定額といたしているものでございます。 この結果、一般行政職の初任給は高卒現行「12万8,100円」が「13万6,300円」に「8,200円」。短大卒現行「13万9,100円」が「14万7,900円」に、「8,800円」。大卒現行「15万2,400円」が「16万2,800円」に「1万400円」と、それぞれ引き上げになるものでございます。 次に、2の手当についてでございますが、まず(1)の扶養手当の月額でございますが、扶養親族のうち配偶者を除く2人目までについて支給される手当額を現行「4,500円」を「5,500円」に。職員に配偶者がない場合に、1人目に支給される手当額を現行「1万500円」を「1万1,000円」にそれぞれ改めようとするものでございます。 次に、(2)の通勤手当の月額でございますが、通勤のため交通機関を利用して運賃を支払っている職員の運賃相当額の全額支給限度額を現行「3万円」を「4万円」に、2分の1加算を加えた最高支給限度額を「3万5,000円」を「4万5,000円」に。通勤のため自動車等交通用具を使用して通勤する職員について、片道の距離が25キロメートル以上について改めるものでございまして、25キロメートル以上30キロメートル未満を現行「1万5,500円」を「1万5,700円」に、30キロメートル以上を2つの距離区分として30キロメートル以上35キロメートル未満を現行「1万6,100円」を「1万7,300円」に。また、35キロメートル以上の区分を新たに設け、現行「1万6,100円」を「1万8,700円」にいたしております。 次に、(3)の管理職員特別勤務手当でございますが、管理職員が勤務を要しない日、本庁で申しますと閉庁の土曜日、日曜日でございますが、そうした管理職員が勤務を要しない日または祝日、もしくは年末年始の休日に勤務した場合、これまで無報酬でございましたが既存の管理職手当の不足分を補てんする目的から新しい制度として設けられるものでございます。 条例では、国家公務員どおり勤務1回につき1万2,000円の範囲内で手当を支給できることとしまして、1回の勤務時間が6時間を超える場合は、100分の150を乗じて得た金額、つまり最高1万8,000円まで支給できることとするものでございます。 実際の運用につきましては、規則の中で国の管理職員特別勤務手当の平均数値の9,000円を基本額として支給することを規定したいと考えております。いずれにいたしましても、一定の勤務時間の区分ごとに定額を定めることにいたしたいと考えております。 次に、(4)の期末手当でございますが、年間支給割合を現行「4.15月」を「4.25月」に改めるもので、12月期現行「2.0月」を「2.1月」に引き上げることといたしております。 次に、(4)の改定の時期でございますが、通勤手当のうち交通用具を使用して通勤する者の手当額の改定及び管理職員特別勤務手当の新設につきましては、平成4年1月1日からその他については、平成3年4月1日に遡及して実施しようとするものでございます。 以上、給与改定の大要につきまして御説明申し上げましたが、これに要します財源は一般会計、特別会計、企業会計を合わせまして概算2億1,450万円が必要でございまして、その内容は給料で9,980万円、諸手当で9,970万円、共済費で1,500万円となっております。 続きまして、議案第98号笠岡市議会議員等給与に関する条例及び笠岡市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、提案理由にも掲げておりますとおり、一般職の職員の期末手当の改定に準じ、所要の改正をしようとするものでございます。 改正の内容でございますが、98の3ページに添付いたしております参考資料改正の要点に従いまして御説明申し上げます。 この一部改正条例によって、2つの条例改正を予定いたしておりまして、まず笠岡市議会議員等給与に関する条例の一部改正でございますが、市議会議員の期末手当につきまして、年間支給割合を現行「4.45月」を「4.55月」に改めるもので、その内容でございますが、12月期を現行「2.1月」を「2.2月」に引き上げることといたしております。 次に、笠岡市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正でございますが、これは市長と三役に対する期末手当でございまして、年間支給割合を現行「5.35月」を「5.45月」に改めるもので、その内容は12月期を現行「2.6月」を「2.7月」に引き上げることといたしております。 なお、教育長の期末手当につきましては、現行条例におきまして一般職の職員の給与条例の規定に準ずることとなっておりますことを申し添えさせていただきます。 また、改定の実施時期でございますが、平成3年12月1日から実施しようとするものでございます。 なお、改定に要します財源でございますが、議員、特別職を合わせまして概算140万円が必要でございます。 続きまして、議案第99号笠岡市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、提案理由にも掲げておりますとおり人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じ、所要の改正をしようとするものでございます。 改正の内容でございますが、99の3ページに添付いたしております参考資料、改正の要点に従いまして御説明を申し上げます。 この改正は、議案第97号笠岡市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の中で御説明を申し上げました管理職員の休日等の勤務に対して支給される管理職員特別勤務手当の新設に伴い、水道企業職員に対しても笠岡市一般職の職員に準じて平成4年1月1日から当該手当を支給するため、所要の改正をしようとするものでございます。 このたびの条例改正に伴います予算措置につきましては、後ほど上程いただきます議案第100号平成3年度笠岡市一般会計補正予算(第4号)から議案第106号平成3年度笠岡市病院事業会計補正予算(第1号)までの各補正予算の中で御審議をお願い申し上げておるところでございます。 以上、3議案につきまして簡単に御説明を申し上げましたが、何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(赤瀬光君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております3議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 御異議なしと認めます。よって、3議案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 討論を終結いたします。 これより議案第97号から議案第99号までの3議案を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 3議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 御異議なしと認めます。よって、3議案は原案のとおり可決されました。          ────────────────────── △日程第4 議案第100号 平成3年度笠岡市一般会計補正予算(第4号)      議案第101号 平成3年度笠岡市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第102号 平成3年度笠岡市国民健康保険真鍋島直営診療施設特別会計補正予算(第2号)      議案第103号 平成3年度笠岡市農業共済事業特別会計補正予算(第3号)      議案第104号 平成3年度笠岡市下水道事業特別会計補正予算(第4号)      議案第105号 平成3年度笠岡市水道事業会計補正予算(第2号)      議案第106号 平成3年度笠岡市病院事業会計補正予算(第1号) ○議長(赤瀬光君) 日程第4、議案第100号平成3年度笠岡市一般会計補正予算(第4号)から議案第106号平成3年度笠岡市病院事業会計補正予算(第1号)までの7議案を一括議題といたします。 この際、議案を職員に朗読させます。              〔職員朗読別紙添付)〕 ○議長(赤瀬光君) 市長から提案理由の説明を求めます。 渡邊市長。              〔市長 渡邊嘉久君 登壇〕 ◎市長(渡邊嘉久君) ただいま上程いただきました議案第100号平成3年度笠岡市一般会計補正予算(第4号)から議案第106号平成3年度笠岡市病院事業会計補正予算(第1号)につきまして御説明を申し上げます。 このたびお願いいたします補正予算は、去る9月の台風19号により被災いたしました白石島西海岸の災害復旧費と、議案第97号笠岡市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例から議案第99号笠岡市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について御審議をお願いいたしました、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じます、本市の給与改定に要する所要額の予算計上でございます。 まず、議案第100号の一般会計でございますが、このたびの補正額は5億2,292万円の追加で、予算総額は215億2,196万円となりまして、前年度の12月補正後予算額に対しまして21.5%の増となります。 台風19号により被災いたしました白石島西海岸につきましては、公共土木施設災害復旧事業の補助災害として国に申請いたしておりましたが、その被災状況等が全国的にも珍しく、本市におきましても過去に例がないことから、国による災害査定を受けるまで補助採択の見込みが全く不透明であったために、12月11日に議決いただきました議案第89号平成3年度笠岡市一般会計補正予算(第3号)には計上いたしておりませんでした。11月28日から災害査定を受けました結果、このたび補助災害として採択となり、その査定額及び本年度割り当て額が示されたことから予算計上となったものでございまして、補助事業費2億六千九十余万円、また査定の結果、単独事業として施行となりました工事費等1億三千百八十余万円、合わせまして3億九千二百八十余万円の計上でございます。 次に、人件費につきましては、災害復旧事業費へ事業費支弁人件費として計上の680万円を含めまして、給与改定に係る所要額1億三千五百余万円の追加計上でございます。 なお、人事異動、新陳代謝等に伴います補正につきましては、3月補正予算で調整をさせていただきたいと思います。 一方、歳入でございますが、特定財源といたしまして、災害復旧事業費への国庫負担金2億八百七十余万円と、市債5,210万円の計上、一般財源といたしましては、給与改定等の追加財政需要分として財源留保しておりました普通交付税1億三千八百六十余万円、個人市民税1億円、固定資産税二千三百三十余万円の計上でございます。 次に、特別会計でございますが、議案第101号平成3年度笠岡市国民健康保険事業特別会計補(第1号)から議案第106号平成3年度笠岡市病院事業会計補正予算(第1号)まで、給与改定に係る人件費のみの補正予算でございます。 以上、補正予算の概要につきまして、御説明を申し上げましたが、よろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(赤瀬光君) 午後1時まで休憩いたします。              午後0時0分 休憩              午後1時1分 再開 ○議長(赤瀬光君) 休憩を解いて会議を再開いたします。 これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております7議案は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 御異議なしと認めます。よって、7議案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。 25番原田梁作君。 ◆25番(原田梁作君) 今回の補正予算で災害復旧費の補正予算の半分を占めるような額を、私の地元の白石島の復旧災害にお充ていただいたことに対しまして、厚く感謝を申し上げるわけでございます。しかしながら、ここには添付図がございませんが、建設委員会でも議運でも審議されたと思うわけでございますけれども、大体関係工区のうち第2工区76メーターほどが今回の査定から外れておるというふうなことで、それにはそれなりの理由があったと思うわけでございますが、ああいうふうな、例を見ないような災害であったわけでございます。やはり1日がゆるがせにできないような現場の状況でございましたので、関係業者の方々でそれぞれの重機によって多少の復旧がなされておった、かなり経過して後の査定であっただけに、査定官におきましてもそれなりのやはり解釈もあったと思うわけでございますけれども、市の当局、また県当局、いろいろと御尽力をいただきまして、このような結果をいただいたことに対しては、重ねてお礼を申し上げますが、さて、やはり落とされた関係区のこともひとつ今後の問題として十分な御検討の上、収拾方を心からお願いを申し上げまして、感謝と意見にかえさせていただきます。              (「原案賛成じゃないんか」と呼ぶ者あり) 原案賛成。 ○議長(赤瀬光君) ほかにございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 討論を終結いたします。 これより議案第100号から議案第106号までの7議案を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 7議案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 御異議なしと認めます。よって、7議案は原案のとおり可決されました。          ────────────────────── △日程第5 請願の上程 ○議長(赤瀬光君) 日程第5、請願の上程を行います。 これより請願第9号コミュニティーハウス並びに消防機庫建設に関する請願についてを議題といたします。 この際、請願文書表を職員に朗読させます。              〔職員朗読別紙添付)〕 ○議長(赤瀬光君) 請願第9号は、請願文書表のとおり総務文教常任委員会に付託いたします。 次に、お諮りいたします。 本件は閉会中の継続審査といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 御異議なしと認めます。よって、本件は閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。          ────────────────────── △日程第6 発議第5号 私学の生徒急減期特別助成の実現・充実に関する意見書について ○議長(赤瀬光君) 日程第6、発議第5号私学の生徒急減期特別助成の実現・充実に関する意見書についてを議題といたします。 この際、議案を職員に朗読させます。              〔職員朗読別紙添付)〕 ○議長(赤瀬光君) 本発議について、21番岡田伸志君から提案理由の説明を求めます。 21番岡田伸志君。              〔21番 岡田伸志君 登壇〕 ◆21番(岡田伸志君) 先ほどは、私ども総務文教常任委員会が採択といたしました請願第5号来年度予算において「急減期特別助成」の実現を中心とする私学助成の実現・充実を求める請願については、全員の御賛同をいただきましてありがとうございました。 それでは、ただいま上程いただきました発議第5号私学の生徒急減期特別助成の実現・充実に関する意見書案の提案理由を簡単に申し上げさせていただきます。 これの趣旨につきましては、先ほどの請願審査報告書で申し上げましたことや、さらにはただいま事務局で朗読をいただきました意見書案のとおりでございまして、殊さら申し上げることはございませんが、ただ1点申し添えさせていただきますと、生徒急減期ということに加えて、本日の新聞にも来年の2学期から月1回の土曜休校日、つまり学校5日制が一斉に始まるという報道がなされています。このことは、学校5日制の可否はともかくも、教育界におきましても、ある意味で激動期に突入したと理解をするものでございます。もとより、我々の将来を託す子供たちでございます。この子供たちの教育いかんが日本の将来を占うと言っても過言ではないのでございます。そういう意味から激動期といえども教育界にいささかも混乱を起こさせないように、行政が積極的な援助をする義務があると思うのでございます。 どうか、私どもの意のあるところをお酌み取りいただきまして、本意見書案に御賛同いただきますように心からお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(赤瀬光君) これより質疑に入ります。 御質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議第5号は委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 御異議なしと認めます。よって、本発議は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 討論を終結いたします。 これより発議第5号を採決いたします。 お諮りいたします。 本発議は原案のとおり決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 御異議なしと認めます。よって、本発議は原案のとおり可決されました。          ────────────────────── △日程第7 常任委員会の閉会中の継続審査申し出について ○議長(赤瀬光君) 日程第7、常任委員会の閉会中の継続審査申し出についてを議題といたします。 各常任委員長から、委員会において審査中の事件について、会議規則第68条の3の規定により、お手元に配付いたしました申し出書のとおり閉会中の継続審査申し出があります。 この際、申し出書を職員に朗読させます。              〔職員朗読別紙添付)〕 ○議長(赤瀬光君) 委員長から、現在委員会において審査中の事件について、ただいま朗読のとおり閉会中の継続審査申し出がありました。 お諮りいたします。 委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 御異議なしと認めます。よって、委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。          ────────────────────── △日程第8 常任委員会委員会の閉会中の継続調査申し出について ○議長(赤瀬光君) 日程第8、常任委員会の閉会中の継続調査申し出についてを議題といたします。 各常任委員長から、委員会において調査中の事件について、会議規則第68条の3の規定により、お手元に配付をいたしました申し出書のとおり閉会中の継続調査申し出があります。 お諮りいたします。 委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(赤瀬光君) 御異議なしと認めます。よって、委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。 以上で今期定例会の議事はすべて終了いたしました。 この際、市長からごあいさつの申し出がありますので、許可いたします。 渡邊市長。              〔市長 渡邊嘉久君 登壇〕 ◎市長(渡邊嘉久君) 平成3年第8回笠岡市議会定例会の閉会に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。 去る12月6日から15日間にわたって開かれました本会議並びに委員会を通じまして、慎重に御審議をいただきましたことを厚くお礼を申し上げる次第でございます。 会期中に賜りました御意見、御要望につきましては十分尊重し検討いたしながら、今後の行財政運営に遺憾のないよう努めてまいりたいと思います。 また、私は市内13会場で「市長と話し合う集い」を開催し、皆様方の御協力のもと、多くの市民の方々の自由、率直な御意見も承りました。これも可能な限り市政に反映いたしてまいりたい、かように存じております。 この1年間、皆様を初め市民の方々の温かい御協力をいただきながら、市民福祉の向上に努めてまいることができました。この席をおかりいたしまして心から感謝を申し上げる次第でございます。 さて、笠岡市も来年4月市制施行40周年を迎え、近代的な保健センターの完成を皮切りとして、べいふぁーむ笠岡カントリー整備事業や笠岡中央内陸工業団地など、大型プロジェクトも本格化いたします。また、日本で初めての福祉の船の建造、そして笠岡諸島リゾート構想も動き出す大きな節目となる年でございます。それだけに、職員一丸となって誇りと愛着の持てるまちづくり、「いきいき うるおい かさおか」の実現に向けまして渾身の努力を込めてまいる決意であります。議員の皆様方の一層の御支援を心からお願いを申し上げてやまない次第でございます。 閉会に当たりまして、この1年間を振り返ってみますと、ことしもさまざまな出来事が思い出されます。この機会をおかりいたしまして、ことしの本市の主な出来事を顧みたい、かように存じます。 まず初めに、2月には子供から大人まで楽しみながら漫画で笠岡の歴史を知っていただく漫画物語「笠岡の歴史」を発刊いたしました。 2番目に4月27日、外国の人に日本の生活を通して自然や文化、伝統など日本に対する理解を深めていただく国際交流の拠点施設として、白石島国際交流ヴィラがオープンをいたしました。 3番目に、5月21日、従来から計画に従って進めておりました教育施設の整備充実を行い、神島外中学校が落成をいたしました。 また、福祉ボランティア団体の拠点施設と同時に手結びルームを備えた笠岡ボランティアハウスも落成をいたしました。 4番目に、8月1日、健康づくりの総合的な拠点施設として、検診ホール、健康相談室、保健指導室、運動指導室、機能訓練室などを備えた笠岡市保健センターの起工式を行い、来年4月の完成に向けて工事を進めております。今後とも、守る健康からつくる健康へと保健活動を行ってまいりたいと思っております。 5番目に、8月11日、堀内孝雄、チョー・ヨンピルなど4人の歌手を招き、水と緑のふれあい広場に約6,000人の入場者を集めて、'91サマーミュージックフェスタが盛大に開催されました。 6番目に、9月23日、岡山国際交流フェスティバル'91が市民会館で開かれ、スペイン、中国、バングラデシュの民俗色豊かな公演が繰り広げられました。 また、スペインの一行28人は市内14家庭にホームステイをし、市民との相互理解と友好を深めました。 7番目に、9月25日新劇、11月15日バレエ、11月30日オーケストラ演奏会と、世界的に有名な舞台芸術を笠岡へ集めまして、笠岡市芸術祭が市民会館で盛大に開催されました。美術の秋にふさわしい感動、美しさ、すばらしさを多くの方々に楽しんでいただいたと、さように思っております。 8番目に、9月27日、強風を伴った台風19号が市内全域で猛威をふるい、屋根が飛んだり、高潮で床下浸水、道路の決壊など大きな被害が続出をいたしました。 9番目に、10月15日、東大戸と新賀地区に造成する約22ヘクタールの笠岡中央内陸工業団地の起工式を行い、平成5年の完成に向けて、工事を進めております。優良企業を誘致することによって、産業の振興と若者の定着を図り、地域の活性化を促進するものと期待を寄せておるところであります。 10番目に、10月22日、大空への夢を乗せて農林水産物を空輸する笠岡地区農道離着陸場がべいふぁーむ笠岡に開港いたしました。そして、1番機が大阪八尾空港に向けて飛び立ちました。 その他として、2月17日から3月13日まで竹喬美術館において友好都市大田市出身の西晴雲展が開かれ、笠岡市と大田市の交流が深められました。 一方、大田市でも小野竹喬展が開催をされました。これ以外にも菅本前議長の御逝去など、いろいろな出来事がありましたが、この1年間、議員皆様方のお力添えと、御指導に対しまして厚く重ねてお礼を申し上げる次第であります。 平成3年もあと数日となったわけでございますが、皆様方には健康に十分気をつけられまして、御家族おそろいで新春をお迎えくださいますよう、心からお祈りを申し上げまして、閉会のごあいさつといたす次第でございます。この1年間本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(赤瀬光君) 去る6日から本日までの15日間にわたり、終始熱心な御審議をいただき、予定どおりここに無事閉会を迎えることができました。御協力に対し厚くお礼を申し上げます。 これをもちまして平成3年第8回笠岡市議会定例会を閉会いたします。(拍手)              午後1時23分 閉会   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。    平成 年 月 日              笠岡市議会議長              笠岡市議会副議長              笠岡市議会議員              笠岡市議会議員...